定義リスト – 基本機能ガイド | VtigerCRM
管理者機能

定義リスト

選択肢を制するものは、データを制す。

ドロップダウンリストの中身を自由自在にカスタマイズ。
役割(ロール)ごとの出し分けや色分け設定で、入力業務を最適化し、データの品質を保ちます。

選択してください…
見込み (Prospecting)
提案 (Proposal)
受注 (Closed Won)
管理者承認 (Locked)

選択肢の最適化

ロール制御と視覚的な管理

Picklist Editor

「その他」ばかり選ばれていませんか?

選択肢が古かったり、多すぎたりすると、データの品質は下がります。
定義リスト機能は、入力の揺れを防ぎ、正確な分析を支える「データの門番」です。

簡単メンテナンス

項目の追加、名前の変更、並び替え、削除。ドラッグ&ドロップで直感的にリストを整理できます。

ロールごとの制御

「この選択肢はマネージャーにしか見せない」といった制御が可能。誤ったステータス変更を防止します。

色による可視化

選択肢に色を割り当てることで、カレンダーやカンバンビューでの視認性が劇的に向上します。

機能ハイライト

主な特徴

リスト値の編集
至急 (Urgent)
高 (High)
中 (Medium)

自由自在なリスト編集

モジュールとフィールドを選択するだけで、現在登録されている選択肢が一覧表示されます。 新しい値の追加、誤字の修正、ドラッグ&ドロップでの並び替えなど、直感的な操作でメンテナンスできます。

  • 削除時の代替値指定(データ移行)
  • カンバンビュー用の色設定

ロールごとの割り当て

全ての選択肢を全員に見せる必要はありません。 役職(ロール)ごとに「利用可能な値」を割り当てることで、一般社員には見せたくないステータスを隠したり、部署ごとに入力項目を最適化したりできます。

表示制御
Role Based Picklist
部長の画面
特別承認
却下
一般社員の画面
データ置換 (Replace)
削除する値
旧: キャンペーンA
移行先
新: Webサイト

データの整合性を維持

安全なデータ削除(置換機能)

使わなくなった選択肢を削除する際、既存のデータに入っているその値をどうするか指定できます。 「古い値を新しい値に自動的に書き換える」ことができるため、データの一貫性を保ったままリストを整理できます。

設定のステップ

1. 選択

モジュールと編集したい項目(フィールド)を選択。

2. 編集

値の追加、名前変更、色設定、並び替えを行う。

3. 割当

必要に応じて、ロールごとに表示する値を制限。

4. 完了

保存して完了。入力画面に即時反映。

活用事例(レシピ)

リスト管理のベストプラクティスです。

商談ステージの最適化

自社の営業プロセスに合わせて「内示」や「最終調整」といった独自のステージを追加。色を設定して、進捗状況を視覚的にわかりやすくします。

効果: プロセスの可視化

ステータス変更の制限

「承認済み」や「キャンセル」といった重要なステータスは、管理職(マネージャーロール)だけに表示。一般社員による誤操作や不正な変更を防ぎます。

効果: 内部統制の強化

データクレンジング

「キャンペーンA」「キャンペーンB」といった古いリードソースを削除し、全て「Webサイト」に統合。過去データも一括で書き換えて整理整頓します。

効果: 分析精度の向上

管理者が選択肢(マスターデータ)を定義し、それをロールに応じてフィルタリングしてユーザーに提供する仕組みを図解しました。

graph TD
    ADMIN("👤 管理者")
    
    subgraph EDITOR ["📝 定義リスト設定"]
        ADD("➕ 値の追加<br>「A, B, C, D」")
        COLOR("🎨 色の設定<br>A=赤, B=青...")
        SORT("🔃 並び順の変更")
    end

    subgraph ASSIGN ["👮 ロール割り当て"]
        MGR_RULE("部長ロール:<br>全部OK (A, B, C, D)")
        STAFF_RULE("担当者ロール:<br>Dは禁止 (A, B, C)")
    end
    
    subgraph USER_VIEW ["ユーザーの画面"]
        MGR_DROP["部長のドロップダウン<br>[ A, B, C, D ]"]
        STAFF_DROP["担当者のドロップダウン<br>[ A, B, C ]"]
    end

    ADMIN --> EDITOR
    EDITOR --> ASSIGN
    
    ASSIGN --> MGR_RULE
    ASSIGN --> STAFF_RULE
    
    MGR_RULE --> MGR_DROP
    STAFF_RULE --> STAFF_DROP

    style EDITOR fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style ASSIGN fill:#fff3e0,stroke:#ef6c00,stroke-width:2px
    style MGR_DROP fill:#ffffff,stroke:#333
    style STAFF_DROP fill:#ffffff,stroke:#333

2. 設定画面へのアクセス

  1. 画面右上の 歯車アイコン(設定) > CRM設定 をクリックします。
  2. 構成 > 定義リスト / 選択リスト値 をクリックします。

3. 設定手順

3.1. 対象フィールドの選択

画面上部のドロップダウンで、編集したい場所を指定します。

  1. モジュールを選択: モジュールを選択します。(例:案件)
  2. 定義リストを選択: 編集したいフィールドを選択します。(例:営業ステージ)

3.2. 選択肢の追加と編集

リストには現在の選択肢一覧が表示されています。

  • 値の追加:
    • 新しい選択肢を入力します。
    • ロールの割当: この値を使用できるロール(役職)を指定します。「全てのロール」を選べば全員が使えます。
  • 並び替え:
    • リストをドラッグ&ドロップして、ドロップダウン内での表示順を変更します。
  • 編集:
    • 鉛筆アイコンをクリックし、名称を変更します。
    • 色: ここで色を指定すると、カレンダーや拡張機能でその色が反映されます。
  • 削除:
    • ゴミ箱アイコンをクリックします。
    • 変更先の値: 削除する値がすでに使われている場合、代わりにどの値をセットするかを指定します(必須)。

3.3. ロールごとの割り当て

「値」タブの隣にある ロールの割当 タブをクリックすると、ロール単位での細かい制御が可能です。

  1. 対象の ロール を選択します(例:営業部門)。
  2. そのロールに見せたい選択肢だけを「選択された値」側に移動させます。
  3. 保存 すると、そのロールのユーザーには、選ばれた選択肢しか表示されなくなります。