グループ – 基本機能ガイド | VtigerCRM
管理者機能

グループ

組織図を超えた、「最強のチーム」を結成する。

役職や部署の垣根を越えて、特定の目的のためにメンバーを集める「仮想チーム」機能。
データの共有やタスクの一括割り当てをスムーズにします。

プロジェクトA
営業担当 (User)
開発部 (Role)
品質管理 (Group)

クロスファンクショナル

Team Composition

「ロール」と「グループ」の違い

ロールは「上下関係(縦)」を管理しますが、
グループは目的のために集まった「横断的なチーム(横)」を定義します。

自由な組み合わせ

「特定の個人」+「ある役職全員」+「別のグループ」を組み合わせて、1つの新しいグループを作成できます。

チームへの割り当て

レコードの担当者を「個人」ではなく「グループ」に設定可能。チーム全員で対応する体制を作れます。

共有の受け皿

「このデータはこのグループにだけ見せる」といった共有ルールの宛先として利用できます。

機能ハイライト

主な特徴

グループ名: プロジェクトX
メンバー構成:
佐藤 健太 (User)
開発部 全員 (Role)
品質管理チーム (Group)

柔軟なメンバー構成

グループのメンバーには、個別のユーザーだけでなく、「特定の役職(ロール)」や「他のグループ」を丸ごと追加できます。 人事異動で役職の人が入れ替わっても、グループ設定を変更する必要はありません。

  • ユーザー、ロール、グループのミックス
  • 組織変更に強い動的なメンバー管理

レコードのグループ所有

チケットやリードの担当者を「個人」ではなく「グループ」に設定できます。 メンバー全員がそのデータにアクセスでき、手が空いた人が対応する「プル型(取りに行ける)」の運用が可能になります。

属人化の解消
「誰かの案件」から「チームの案件」へ
チケット #1024
ログインエラーの件
担当者:
サポートチーム
一斉通知
To: 営業チーム
全員に配信

通知の宛先として活用

ワークフローの通知メールや、レポートの定期配信の宛先に「グループ」を指定できます。 メンバーが増減しても、グループ設定さえ更新しておけば、通知設定をいちいち変更する必要はありません。

グループ作成の流れ

1. 作成

グループ名を決めて新規作成。

2. 追加

ユーザー、ロール、他のグループを追加。

3. 割当

レコードの担当者としてグループを指定。

4. 共有

チーム全員で情報を共有し、対応開始。

活用事例(レシピ)

よくあるグループの活用パターンです。

ヘルプデスク対応

Webからの問い合わせチケットを自動的に「サポートチーム」グループに割り当て。メンバー全員が通知を受け取り、手の空いた人が対応を開始します。

効果: 対応の迅速化と負荷分散

部署横断プロジェクト

「新製品ローンチチーム」を作成し、営業、マーケティング、開発のメンバーを追加。このグループに対してのみ、機密性の高い企画書ドキュメントを共有します。

効果: セキュアな情報共有

リードのプール管理

展示会で獲得した大量の名刺を「インサイドセールス」グループの所有に設定。各メンバーがそこから見込み客をピックアップし、自分の担当に変更していきます。

効果: 効率的なリード分配

個人割り当てとグループ割り当ての違い、そしてグループのメリットを図解しました。

graph TD
    RECORD["🎫 チケット #001<br>「PCが起動しない」"]
    
    subgraph ASSIGN ["担当者の割り当て (Assigned To)"]
        
        CASE1("👤 個人に割り当て<br>(田中さん)")
        CASE2("👥 グループに割り当て<br>(サポートチーム)")
    end

    subgraph MEMBERS ["アクセス権"]
        USER1("田中さん: ⭕ 対応可能")
        USER2("鈴木さん: ❌ 見えない")
        
        TEAM_MEM1("田中さん: ⭕")
        TEAM_MEM2("鈴木さん: ⭕")
        TEAM_MEM3("佐藤さん: ⭕")
    end
    
    RESULT["✅ チーム全員で対応可能<br>(誰かが休んでも大丈夫)"]

    RECORD --> CASE1
    RECORD --> CASE2
    
    CASE1 -.-> USER1 & USER2
    CASE2 --> TEAM_MEM1 & TEAM_MEM2 & TEAM_MEM3
    
    TEAM_MEM1 & TEAM_MEM2 & TEAM_MEM3 -.-> RESULT

    style RECORD fill:#fff9c4,stroke:#fbc02d,stroke-width:2px
    style CASE2 fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style RESULT fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32,stroke-width:2px

2. 設定画面へのアクセス

  1. 画面右上の 歯車アイコン(設定) > CRM設定 をクリックします。
  2. ユーザー管理 > グループ をクリックします。

3. 設定手順

3.1. 新規グループの作成

  1. 画面右上の +グループの追加 ボタンをクリックします。
  2. グループ名: グループ名を入力します。(例:営業チーム, サポートチーム)
  3. 説明: 説明を入力します。(任意)

3.2. メンバーの追加

「このグループに誰を含めるか」を設定します。グループメンバー 欄のリストから対象を選択します。

選択できる対象の種類:

  • ユーザー: 特定の個人(例:田中、鈴木)を指名して追加します。
  • ロール: 特定の役職(例:営業担当)に就いている全員を追加します。
  • ロールとその従属: 特定の役職とその部下全員を追加します。
  • グループ: 既存の別のグループを丸ごと追加します(入れ子構造)。
  1. 設定が完了したら 保存 をクリックします。