メールコンバーター – 基本機能ガイド | VtigerCRM
管理者機能

メールコンバーター

届いたメールを、自動で「仕事」に変える。

サポート宛のメールを「チケット」に、営業宛のメールを「リード」に。
定期的な自動スキャンで、メール対応の初動を完全に自動化します。

チケット
#1024
リード
新規登録
履歴
紐付け

自動変換エンジン

受信トレイを空にする

Mail Scanner

メール対応の「手作業」をゼロに

お問い合わせメールを見て、CRMにコピペ入力する作業はもう不要です。
メールコンバーターは、メールの内容を解析して適切な場所に格納する「自動仕分けロボット」です。

定期スキャン

15分おきなど、指定した間隔でメールサーバー(Gmail等)をチェックし、新着メールを自動で取り込みます。

ルールベース変換

「件名に”見積”を含むなら営業担当へ」「”不具合”ならサポートへ」など、柔軟な振り分け設定が可能です。

添付ファイル対応

メール本文だけでなく、添付されていた画像やPDFファイルもCRM内のドキュメントとして保存されます。

機能ハイライト

主な特徴

メールボックス設定
スキャナー名 Support Gmail
サーバー名 imap.gmail.com
ユーザー名 support@…
プロトコル IMAP4 (SSL)
接続成功

簡単セットアップ

GmailやOffice 365などのIMAPサーバー情報を登録するだけで設定完了。 「未読メールのみ対象」「スキャン後に既読にする」といった細かい挙動も制御でき、既存のメール環境を壊さずに導入できます。

  • SSL/TLS暗号化通信に対応
  • 特定のフォルダのみスキャン可能

条件に応じたアクション実行

「誰から」「どんな内容の」メールかによって、処理を分岐させることができます。 サポートアドレス宛ならチケット作成、特定の件名なら担当者への通知のみ、といった柔軟なルール運用が可能です。

条件分岐
From / Subject / Body で判定
条件: 件名に “Help” 優先度: 高
チケット作成
条件: 登録済み顧客 Match Email
メール紐付け
条件: 未登録 Unknown
リード作成
チケット自動生成
PCが起動しません
電源を入れても画面が真っ暗なままです。
画像: error.jpg
担当: サポートチーム From: tanaka@…

チケット運用の自動化

問い合わせメールを「チケット(Trouble Ticket)」に自動変換します。 メールの件名がチケット名になり、本文が詳細内容に、添付ファイルもそのまま保存されます。 チケット番号付きの返信メールが届けば、既存チケットの「コメント」として自動追記されます。

自動取り込みの流れ

1. 登録

スキャンするメールアカウントを登録。

2. ルール

「件名にSupportを含む」などの条件設定。

3. スキャン

定期的に新着メールをチェック。

4. 実行

自動でレコード作成や紐付けを実行。

活用事例(レシピ)

よくある自動化パターンです。

ヘルプデスク自動化

`support@` 宛のメールをすべて「チケット」に変換。顧客からの問い合わせを漏らさずキャッチし、サポートチーム全体で共有・対応します。

効果: 対応漏れの防止

営業メールのリード化

`sales@` 宛の新規問い合わせメールを「見込客(Lead)」として登録。手入力の手間を省き、即座に営業アプローチを開始できます。

効果: 入力コストの削減

既存顧客のメール履歴

代表アドレスに届いたメールでも、送信元が既存顧客であれば、自動的にその顧客の「活動履歴」に紐付け。担当者が変わっても過去のやり取りを追跡できます。

効果: 情報の一元管理

外部のメールサーバーから定期的にメールを取得し、CRM内のレコードに変換する流れを図解しました。

graph TD
    SERVER(("📧 メールサーバー<br>(SMTPなど)"))
    
    subgraph CRM ["Vtiger CRM (Mail Converter)"]
        SCANNER("🔄 メールスキャナー<br>(15分ごとにチェック)")
        RULE{"⚡ ルール判定"}
        
        ACTION1["🎫 チケット自動作成<br>(サポート宛メール)"]
        ACTION2["🔗 顧客データに紐付け<br>(営業宛メール)"]
        ACTION3["🗑️ 無視/除外"]
    end
    
    RESULT1["サポート担当が<br>チケット対応開始"]
    RESULT2["顧客画面に<br>メール履歴が残る"]

    SERVER --> SCANNER
    SCANNER --> RULE
    
    RULE -- "条件A: support@..." --> ACTION1
    RULE -- "条件B: sales@..." --> ACTION2
    RULE -- "その他" --> ACTION3
    
    ACTION1 --> RESULT1
    ACTION2 --> RESULT2

    style SERVER fill:#333,stroke:#000,color:#fff
    style CRM fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style ACTION1 fill:#fff9c4,stroke:#fbc02d
    style ACTION2 fill:#fff9c4,stroke:#fbc02d
    style ACTION3 fill:#f5f5f5,stroke:#999,color:#999

2. 設定画面へのアクセス

  1. 画面右上の 歯車アイコン(設定) > CRM設定 をクリックします。
  2. 他の設定 > メールコンバーター をクリックします。

3. 設定手順

設定は「メールボックスの登録」と「処理ルール(Rule)の作成」の2段階で行います。

3.1. メールボックスの作成 (Create Mailbox)

スキャン対象となるメールアカウントを登録します。

  1. 画面右上の + メールボックスを作成 ボタンをクリックします。
  2. 以下の情報を入力します(IMAP対応のアカウントが必要です)。
項目名説明
Scanner Name管理用の名前。(例:サポート用Gmail)
Server NameIMAPサーバーのアドレス。(例:imap.gmail.com
User Name / Passwordメールアカウントのログイン情報。
※Gmail等は「アプリパスワード」が必要です。
Protocol通常は IMAP4 を選択します。
SSL OptionsSSL または TLS を選択します。
Look ForUnread(未読メールのみ)を推奨します。
After ScanMark as Read(既読にする)を選択します。
  1. 次へ をクリックし、接続に成功するとフォルダ選択画面に移ります。
  2. スキャンしたいフォルダ(通常は INBOX)を選択して保存します。

3.2. ルールの作成 (Add Rule)

取り込んだメールをどう処理するかを定義します。

  1. 登録したメールボックスの設定画面で、Actions > Add Rule をクリックします。
  2. 条件 (Conditions):
    • どのようなメールを対象にするか設定します。(例:Subject Contains [Support] など。全てのメールを対象にする場合は空欄でも可)
  3. アクション (Actions):
    • チケットを作成: メールの内容で「チケット」を新規作成します。
    • 顧客担当者に追加: 送信元アドレスと一致する「連絡先」を探し、そのメール履歴に追加します。
    • チケットを更新: チケット番号が含まれる返信メールの場合、既存チケットを更新(コメント追加)します。