レコード番号 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
管理者機能

レコード番号

書類の「番号」を、自社のルールに合わせる。

見積書は「EST-」、請求書は「INV-」。
データの整理番号(ID)の形式を自由にカスタマイズし、管理体系を統一します。

Invoice #
INV-2024-0001
Prefix INV-2024-
Start Sequence 0001

自動採番ルール

プレフィックスと開始番号を制御

Module Numbering

ただの連番では管理しきれない

「1、2、3…」だけの番号では、何の書類か判別できません。
レコード番号機能は、データに「意味のあるID」を付与する仕組みです。

接頭辞 (Prefix)

「INV-」や「2024-」など、番号の頭に文字を追加して種類や年度を識別可能にします。

開始番号設定

「1001」からスタートする、といった設定が可能。既存システムからの移行時にも番号を継続できます。

自動採番

ユーザーが意識することなく、レコード作成時にシステムが自動でユニークな番号を割り振ります。

機能ハイライト

主な特徴

見積書 (Quotes) 設定
例: EST-
現在: 10005

モジュールごとの個別設定

見積書、請求書、顧客、案件など、モジュールごとに異なる採番ルールを設定できます。 見積書は「EST-」、請求書は「INV-」のように区別することで、書類の取り違えを防ぎます。

  • いつでも変更・リセット可能
  • 既存データの番号は維持される安全設計

年度ごとのリセット運用

会計年度が変わるタイミングで、番号をリセットしたい場合にも対応できます。 プレフィックスを「2024-」から「2025-」に変更し、開始番号を「1」に戻すだけで、新しい年度の採番がスタートします。

年度切り替え対応
2024-001 → 2025-001
2023年度 FY23-0998
2024年度 (New) FY24-0001
Legacy System Vtiger CRM
Last: #999 Start: #1000

番号体系の継続

既存システムからのスムーズな移行

以前使っていたシステムの最終番号が「1500」であれば、Vtigerでの開始番号を「1501」に設定できます。 システム移行時も番号の連続性を保ち、業務の混乱を防ぎます。

自動採番の仕組み

1. 設定

管理者がプレフィックスと開始番号を定義。

2. 作成

ユーザーが新規レコードを作成。

3. 発番

システムがルールに従い番号を自動付与。

4. 更新

次の作成時には自動的に連番(+1)が進む。

活用事例(レシピ)

よくある採番ルールの設定例です。

年度ごとのリセット

新年度のタイミングで、プレフィックスを「2024-」から「2025-」へ変更し、開始番号を「1」に設定。年度ごとの管理を明確にします。

効果: 文書管理の効率化

桁数の統一

開始番号を「00001」と設定することで、桁数が揃った(ゼロパディングされた)美しい連番を生成。ソート順の乱れを防ぎます。

効果: リストの見やすさ向上

システム移行時の調整

旧システムの最終番号を確認し、その「次の番号」を開始番号として設定。番号重複を避け、スムーズな移行を実現します。

効果: データ整合性の確保

管理者が決めた「ルール」に従って、システムが自動的に「番号札」を発行する仕組みを図解しました。

graph TD
    ADMIN("👤 管理者")
    RULE["⚙️ 採番ルールの設定<br>-----------------------<br>Prefix: <b>INV-</b><br>Start: <b>001</b>"]
    
    USER("👤 ユーザー")
    ACTION("📝 請求書を新規作成")
    
    SYSTEM{"🤖 システム自動処理"}
    
    RESULT["📄 レコード完成<br>番号: <b>INV-001</b>"]
    NEXT["次の番号: <b>INV-002</b>..."]

    ADMIN --> RULE
    RULE -.-> SYSTEM
    
    USER --> ACTION
    ACTION --> SYSTEM
    SYSTEM --> RESULT
    RESULT --- NEXT

    style RULE fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style RESULT fill:#fff3e0,stroke:#ef6c00,stroke-width:2px
    style NEXT fill:#ffffff,stroke:#666,stroke-dasharray: 5 5

2. 設定画面へのアクセス

  1. 画面右上の 歯車アイコン(設定) > CRM設定 をクリックします。
  2. モジュール管理 >レコード番号 をクリックします。

3. 設定手順

画面には、各モジュールの現在の採番ルールが一覧表示されています。

3.1. ルールの編集

  1. 設定を変更したいモジュールを選択します。
  2. 以下の項目を編集します。
項目名説明
プレフィックス番号の先頭に付ける文字列です。
(例:見積書なら QT-、請求書なら INV- など)
開始番号連番の開始値を指定します。
(例:1 と入力すると QT-1001 と入力すると QT-001 から始まります)
  1. 保存 をクリックします。