顧客担当者 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
基本機能

顧客担当者

ビジネスは「人」対「人」。キーマンとの繋がりを可視化する。

取引先企業の「誰」と「いつ」「何を」話したか。
対人コミュニケーションの履歴を集約し、One-to-Oneの関係構築を支援します。

ヒューマンネットワーク

Connecting People to Business

プロフィール & 履歴

「会社」の管理だけで十分ですか?

会社という箱ではなく、「その中の人」に焦点を当てましょう。
顧客担当者モジュールは、決裁者やキーマンとの「対話履歴の結節点」となります。

対話の記録

「誰」と「いつ」電話やメールをしたか。個人の活動履歴をすべて集約します。

組織図の把握

「上司・部下」の関係を登録することで、組織内の指揮命令系統(決裁ルート)を可視化。

ポータル連携

顧客専用ページ(ポータル)のIDを発行し、見積確認や問い合わせ窓口を提供できます。

機能ハイライト

主な特徴

山田 太郎 (営業部長)

株式会社Vtiger商事

組織と個人のシームレスな連携

連絡先を「顧客企業」に紐付けることで、「その会社に誰がいるか」を一元管理できます。 B2Bの場合は「会社に所属する社員」、B2Cの場合は「個人顧客」として柔軟に運用可能です。

  • 企業住所の自動コピー機能
  • B2C向けの個人管理モード

カスタマーポータルへの招待

顧客担当者に対して専用の「ポータルID」を発行できます。 顧客はポータルにログインすることで、自分宛ての見積書を確認したり、サポートチケットの進捗を自分で確認できるようになります。

ログイン情報の送信
ワンクリックで招待メールを自動配信
ポータルサイト
お客様専用ページ
ID: yamada@example.com
PW: ********
部長 (決裁者)
高橋 健一
課長 (キーマン)
鈴木 次郎
担当者
佐藤 花子

キーマンを見極める階層管理

「上司」項目を設定することで、誰が誰の部下かというレポートラインをCRM上で再現できます。 決裁ルートを把握し、誰にアプローチすべきかを戦略的に判断できます。

登録から活用までの流れ

1. 登録

氏名、電話、メールなどの基本情報を入力。

2. 連携

会社(Organization)や上司と紐付け。

3. 招待

必要に応じてポータル権限を付与。

4. 蓄積

メールや電話の履歴を記録し、ナレッジ化。

活用事例(レシピ)

よくある運用シーンをご紹介します。

決裁者の特定

部長、課長、担当者を登録し、上司設定を行うことで、組織図を構築。誰がキーマンで、誰にアプローチすべきかを可視化します。

効果: 営業戦略の明確化

B2C顧客データベース

不動産や保険など個人顧客メインの業種では、会社名を空欄(またはダミー)にして登録。個人単位での契約履歴や対応履歴を管理します。

効果: 個人顧客へのきめ細かな対応

One-to-Oneメール

「東京都在住」かつ「役職がマネージャー」などの条件でリストを抽出。属性に合わせたピンポイントなメールマーケティングを実施します。

効果: 開封率・反応率の向上

顧客担当者(人)が、組織と個人の活動(メールやチケット)を繋ぐ「結節点」であることを図解しました。

graph TD
    CONTACT(("👤 Contact<br>(連絡先/担当者)"))

    subgraph BELONG ["所属 (Affiliation)"]
        ORG["🏢 Organization<br>(顧客企業)"]
        BOSS["👔 Reports To<br>(上司)"]
    end

    subgraph COMM ["対話 (Communication)"]
        MAIL["📧 メール送受信"]
        PHONE["📞 電話履歴"]
        MEETING["📅 訪問予定"]
    end

    subgraph ACCESS ["アクセス権 (System)"]
        PORTAL["💻 顧客ポータル<br>(ログインID)"]
    end
    
    subgraph HISTORY ["履歴 (History)"]
        TICKET["🎫 チケット"]
        OPP["💰 商談"]
    end

    CONTACT -- "所属" --> ORG
    CONTACT -- "部下" --> BOSS
    
    CONTACT --- MAIL
    CONTACT --- PHONE
    CONTACT --- MEETING
    
    CONTACT -- "利用" --> PORTAL
    
    CONTACT --- TICKET
    CONTACT --- OPP

    style CONTACT fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:4px,color:#000
    style BELONG fill:#fff3e0,stroke:#ef6c00
    style COMM fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32
    style ACCESS fill:#f3e5f5,stroke:#7b1fa2
    style HISTORY fill:#fff9c4,stroke:#fbc02d

2. 画面へのアクセス

  1. VTigerのメインメニュー(三本線アイコン)をクリックします。
  2. Marketing(マーケティング) または Sales(セールス) カテゴリ内の Contacts(連絡先) をクリックします。

3. 操作手順

3.1. 新規作成 (顧客担当者を追加)

新しい顧客担当者(個人)を登録します。

  1. 一覧画面右上の +顧客担当者を追加 ボタンをクリックします。
  2. 姓 (必須): 氏名(姓)を入力します。
  3. 顧客企業名: 所属する会社を選択します(B2Bの場合)。
    • ※ここを入力すると、会社の住所情報などが自動的にコピーされる場合があります(設定による)。
  4. 電話 / 携帯電話: 会社の電話番号や携帯番号を入力します。
  5. メールアドレス: メールアドレスを入力します(メール送信やポータル通知に使用)。
  6. 担当者: 自社の担当者を指定します。
  7. 保存 をクリックします。

3.2. ポータルユーザーの有効化

顧客にサポートポータルを使わせたい場合の設定です。

  1. 顧客担当者の編集画面を開きます。
  2. ポータルユーザー のチェックボックスをオンにします。
  3. サポート開始日 / サポート終了日 で利用期間を設定します。
  4. 保存すると、登録されたメールアドレスにログイン情報が送信されます。

3.3. 関連情報の確認

詳細画面の右側(または下部)の関連リストから、この人物に関連するデータを確認できます。

  • 活動: この人との会議や電話の予定・履歴。
  • メール: 送受信したメールの履歴。
  • 問合せ: この人から寄せられた問い合わせ(チケット)。
  • 見積 / 請求: この人宛に発行した見積書や請求書。