発注書 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
基本機能

発注書

必要なモノを、必要な時に、適正価格で。

在庫切れによる機会損失を防ぐための「補充」プロセス。
仕入先への注文から入荷処理(在庫反映)までをスムーズに管理します。

在庫補充プロセス

入荷処理で在庫を自動更新

Purchase Management

在庫管理の「入り口」を整える

いつ、どこから、いくらで仕入れたか記録できていますか?
発注書モジュールは、仕入れをコントロールし、在庫精度を高める「調達の要」です。

入荷処理

発注書のステータスを「入荷済み」にするだけで、製品在庫が自動的に増加。入力の手間を省きます。

仕入先管理

「誰から」「いくらで」買ったかを記録。原価管理や仕入先ごとの取引履歴を可視化します。

受発注連動

顧客からの「受注」を元に、そのまま仕入先への「発注」を作成。ドロップシッピングにも対応。

機能ハイライト

主な特徴

ステータス変更
発注済 入荷済み
在庫数
10 → 20
10個 自動加算

入荷時の在庫自動反映

商品が届いたら、発注書のステータスを「入荷済み(Received Shipment)」に変更するだけ。 明細行に含まれる製品の在庫数が自動的に加算されます。倉庫管理システム(WMS)を導入せずとも、簡易的な在庫管理が可能です。

  • ステータス連動の在庫更新
  • 部分入荷の管理(カスタマイズ対応)

受注から発注へ(受発注連動)

在庫を持たない商売(ドロップシッピングや受発注販売)の場合、顧客からの「受注書」を元にワンクリックで「発注書」を作成できます。 品名や数量がそのままコピーされるため、発注ミスを防止できます。

転記ミスゼロ
Sales Order → Purchase Order
CUSTOMER
受注書
PC 5台
VENDOR
発注書
PC 5台
発注書 (PDF)

PDF作成とメール送信

作成した発注データは、自社フォーマットのPDFとして出力可能。 システムから直接仕入先担当者へメール送信できるため、FAXや郵送の手間を削減し、スピーディーな発注業務を実現します。

発注から入荷までの流れ

1. 起案

在庫不足や受注に基づき、発注書を作成。

2. 発注

PDF化して仕入先へ送付。ステータスを発注済へ。

3. 納品

商品が到着。検品を行う。

4. 入荷

ステータスを更新し、在庫数をシステムに反映。

活用事例(レシピ)

よくある運用シーンをご紹介します。

在庫切れ防止

製品マスターの「発注点」アラートをトリガーに発注書を作成。在庫が枯渇する前に補充し、販売機会の損失を防ぎます。

効果: 在庫の適正化

ドロップシッピング

受注書から発注書を作成し、配送先住所を「自社倉庫」から「顧客の住所」に変更してベンダーへ送付。在庫を持たないビジネスモデルを実現します。

効果: 物流コストの削減

外注費の管理

プロジェクトの一部を外部パートナーに委託する場合、「作業」をサービスとして登録し、発注書を発行。原価管理と支払いの突合に利用します。

効果: コスト管理の徹底

発注書が「仕入先」と「在庫(倉庫)」を繋ぐパイプラインであることを図解しました。

graph TD
    TRIGGER("📉 在庫不足 / 受注発生")
    
    subgraph PO_PROCESS ["📑 発注プロセス"]
        CREATE["発注書 (PO) 作成<br>仕入先: A社<br>商品: PC 10台"]
        SEND["📧 仕入先へ送付"]
        WAIT["⏳ 納品待ち"]
    end

    subgraph VENDOR_SIDE ["🏭 仕入先 (Vendor)"]
        SHIP["🚚 出荷・納品"]
    end

    subgraph RESULT ["システムへの反映"]
        STATUS_CHANGE["操作: ステータスを<br>『入荷済み』に変更"]
        STOCK_UP["📦 在庫数 +10<br>(自動増加)"]
    end

    TRIGGER --> CREATE
    CREATE --> SEND
    SEND --> WAIT
    
    WAIT -.-> SHIP
    SHIP --> STATUS_CHANGE
    STATUS_CHANGE --> STOCK_UP

    style PO_PROCESS fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style VENDOR_SIDE fill:#f5f5f5,stroke:#666
    style STOCK_UP fill:#ffcc80,stroke:#ef6c00,stroke-width:2px

2. 画面へのアクセス

  1. VTigerのメインメニュー(三本線アイコン)をクリックします。
  2. 販売管理 カテゴリ内の 発注 をクリックします。

3. 操作手順

3.1. 新規作成 (発注を追加)

  1. 一覧画面右上の + 発注を追加 ボタンをクリックします。
  2. 基本情報:
    • 件名 (必須): 件名を入力します。(例:10月度在庫補充)
    • 仕入先名: 発注先のベンダーを選択します。
    • ステータス: 現在の状態を選択します(作成済み, 承認済みなど)。
    • 申請番号: 必要であれば社内の稟議番号などを入力します。
  3. 明細行 (Item Details):
    • 発注する製品を選択し、数量(Qty)と仕入単価(List Price)を入力します。
  4. 保存 をクリックします。

3.2. 在庫の反映(入荷処理)

商品が届いたら、システム上の在庫数を増やします。

  1. 対象の発注書を編集モードで開きます(または詳細画面でフィールド編集)。
  2. ステータス を 入荷済み に変更します。
  3. 保存します。
    • これにより、明細行に含まれる製品の「在庫数」が、発注数分だけ自動的に増加します。

3.3. 受注書からの作成

顧客からの注文(Sales Order)に基づいて発注する場合の手順です。

  1. 受注 モジュールで、対象の受注書を開きます。
  2. 画面右上の その他 ボタンから 作成 注文 を選択します。
  3. 製品情報がコピーされた状態で発注書作成画面が開くので、仕入先を選択して保存します。