価格台帳 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
基本機能

価格台帳

価格戦略を自在に操る。相手に合わせた最適価格を。

定価、卸値、キャンペーン価格、海外通貨建て。
取引先や状況に応じた複数の価格リストを管理し、見積作成を自動化します。

標準価格 ¥10,000
代理店価格 ¥8,000
海外価格 (USD) $85.00

マルチプライス管理

1つの商品に複数の価格を

Price Strategy

「あの会社への卸値はいくら?」をなくす

毎回Excelや過去の見積書を探していませんか?
価格台帳モジュールは、取引条件に合わせた「正しい単価」を瞬時に呼び出します。

マルチプライス

1つの製品に対して「定価」「卸値」「会員価格」など、複数の価格を持たせることができます。

通貨対応

「国内向けは円」「米国向けはドル」のように、通貨ごとの価格表を作成・管理できます。

自動適用

見積書作成時に価格台帳を選ぶだけで、登録された全製品の単価が一括で切り替わります。

機能ハイライト

主な特徴

標準価格表 (Standard) JPY
すべての顧客に適用される基本価格
代理店価格表 (Partner) JPY
パートナーランクA向け特別卸値
Global Price (US) USD
海外顧客向けドル建て価格

用途に合わせた価格表の使い分け

「標準価格」以外に、「代理店用」「社員販売用」「セール用」など、いくつでも価格表を作成できます。 それぞれの価格表に、対象となる製品と専用単価を紐付けて管理します。

  • 顧客ランクに応じた価格設定
  • 特定の製品のみを含むリスト作成

海外取引もスムーズに(多通貨)

価格台帳ごとに通貨を設定できます。 「1ドル=150円」といったレート換算に頼らず、「100ドル」というキリの良い固定価格で海外向けリストを作成・運用できます。

現地通貨でビジネス
USD, EUR, CNYなどに対応
Domestic
¥15,000
JPY
Global
$120.00
USD
見積書作成画面
適用価格表: 特別キャンペーン
製品A ¥9,800
製品B ¥4,500
※自動的に特価が適用されます

見積・請求への一括適用

見積書や請求書を作成する際、適用したい「価格台帳」を選択するだけ。 明細に追加する製品の単価が、その価格台帳の設定値に自動的に切り替わります。 個別に値引き計算をする手間も、入力ミスもありません。

価格表作成の流れ

1. 作成

「代理店用」などの名前で新しい価格台帳を作成。

2. 紐付け

対象となる製品を選び、この台帳用の単価を入力。

3. 選択

見積書などの作成画面で、適用する価格台帳を選択。

4. 適用

自動的に専用単価が反映され、計算完了。

活用事例(レシピ)

よくある運用シーンをご紹介します。

代理店卸価格の管理

全製品を定価の80%などで登録した「代理店価格表」を作成。見積時にこれを選択するだけで、電卓を叩くことなく正確な卸値を提示できます。

効果: 計算ミスの撲滅

期間限定キャンペーン

セール対象の10製品だけを特別価格にした「年末セール価格表」を用意。対象外の製品を選んだ場合は通常価格になるため、誤った安売りを防げます。

効果: キャンペーン運用の安全化

海外現地価格

通貨をUSDにした「北米価格表」を作成。レート換算による端数($99.87など)を避け、$100.00といった現地の商習慣に合った価格設定が可能です。

効果: 海外取引の円滑化

1つの製品が、適用する「価格台帳」によって異なる顔(価格)を見せる仕組みを図解しました。

graph TD
    PRODUCT(("📦 製品A<br>定価: 10,000円"))

    subgraph PRICE_BOOKS ["💰 価格台帳"]
        BOOK_A["🅰️ 代理店用リスト<br>単価: 8,000円"]
        BOOK_B["🅱️ 特別会員リスト<br>単価: 9,000円"]
        BOOK_C["🇺🇸 海外用リスト<br>単価: $80"]
    end

    subgraph QUOTE_PROCESS ["📝 見積作成"]
        SELECT{"価格台帳を選択"}
        
        QUOTE_A["📄 代理店向け見積<br>製品A: 8,000円"]
        QUOTE_DEF["📄 一般客向け見積<br>製品A: 10,000円"]
    end

    PRODUCT --- PRICE_BOOKS
    PRODUCT -- "標準" --> QUOTE_DEF
    
    PRICE_BOOKS --> SELECT
    SELECT -- "代理店用を選択" --> QUOTE_A
    SELECT -- "選択なし" --> QUOTE_DEF

    style PRODUCT fill:#ffcc80,stroke:#ef6c00,stroke-width:3px
    style PRICE_BOOKS fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style QUOTE_A fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32
    style QUOTE_DEF fill:#ffffff,stroke:#333

2. 画面へのアクセス

  1. VTigerのメインメニュー(三本線アイコン)をクリックします。
  2. 販売管理 カテゴリ内の 価格台帳 をクリックします。

3. 操作手順

3.1. 新規価格台帳の作成 (価格台帳を追加)

まず、「どのような価格リストか」という箱(価格台帳自体)を作成します。

  1. 一覧画面右上の + 価格台帳を追加 ボタンをクリックします。
  2. 価格台帳名 (必須): 価格表の名前を入力します。(例:代理店卸価格表)
  3. 通貨: この価格表で使用する通貨を選択します。
  4. 有効: 有効にするにはチェックを入れます。
  5. 保存 をクリックします。

3.2. 製品・サービスの追加と価格設定

作成した価格台帳に、対象となる製品を登録し、その価格台帳専用の単価(List Price)を設定します。

  1. 作成した価格台帳の詳細画面を開きます。
  2. 右側(または関連リスト)の 製品 または サービス タブをクリックします。
  3. 製品を選択(またはサービス)ボタンをクリックします。
  4. 製品の一覧が表示されるので、この価格台帳に含めたい製品にチェックを入れます。
  5. 単価 の欄に、この価格台帳での提供価格を入力します。
    • (例:定価10,000円の製品に対し、ここでは8,000円と入力)
  6. 価格台帳を追加 をクリックして保存します。