定義リスト依存関係 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
管理者機能

定義リスト依存関係

選択肢を、賢く絞り込む。もう入力で迷わせない。

「地域」を選べば「県」が変わる。
親項目の選択に合わせて子項目の選択肢を自動的に切り替え、入力ミスをゼロにします。

関東
選択してください…
東京
神奈川
千葉
Dynamic Selection

あり得ない組み合わせを防ぐ

選択肢が多すぎて、探すのに時間がかかっていませんか?
定義リスト依存関係は、入力の文脈に合わせて選択肢を最適化する「入力支援アシスタント」です。

選択肢の絞り込み

前の項目で選んだ内容に応じて、次の項目の選択肢を自動的にフィルタリングします。

整合性の担保

「地域:北海道」なのに「県:沖縄」を選ぶといった、矛盾するデータの入力をシステム的に防ぎます。

入力スピード向上

表示される選択肢が減るため、ユーザーは迷わず瞬時に正しい項目を選択できます。

機能ハイライト

主な特徴

親: 地域 子: 都道府県
北海道
関東
関西
東京
神奈川
千葉
大阪
京都
札幌
クリックして紐付けを選択

視覚的なマッピング設定

どの「親の値」を選んだら、どの「子の値」を表示するか。 設定画面はグリッド形式になっており、対応させたい項目をクリックするだけで直感的にルールを作成できます。

  • 複数の子項目を一度に選択可能
  • 既存のリスト値をそのまま利用

多対多の柔軟な関係

1つの親の値に対して複数の子の値を設定できるのはもちろん、 逆に、複数の親の値に対して同じ子の値を設定することも可能です。 複雑なビジネスロジックにも柔軟に対応します。

柔軟な構造
あらゆる階層パターンに対応
親A
子1
親B
子2
親C
子3
データ品質向上
誤: 北海道 – 那覇市
正: 北海道 – 札幌市

データのクリーン化

依存関係を設定することで、論理的に矛盾したデータの入力を未然に防ぎます。 データベースの品質が保たれ、後の集計や分析の精度が向上します。

設定のステップ

1. 選択

対象のモジュール(リード等)を選択。

2. 定義

親フィールドと子フィールドを指定。

3. 紐付け

親の値に対応する子の値を選択して保存。

4. 完了

入力画面で連動が開始されます。

活用事例(レシピ)

よくある連動設定のパターンです。

地域エリアの連動

「地方(関東、関西…)」を選択すると、「都道府県」の選択肢が対応するものだけに絞り込まれます。住所入力の効率が劇的に向上します。

効果: 入力速度アップ

商品カテゴリの連動

「大カテゴリ(家電)」を選ぶと、「小カテゴリ(冷蔵庫、洗濯機…)」だけが表示されるように設定。商品登録のミスを防ぎます。

効果: データ分類の正確化

失注理由の詳細化

商談ステージを「失注」にした時だけ、「失注理由(価格、機能不足など)」を選択可能にするなど、状況に応じた入力制御が可能です。

効果: 分析精度の向上

親フィールドでの選択が「フィルター」となり、子フィールドの選択肢を変化させる仕組みを図解しました。

graph TD
    ADMIN("👤 管理者")
    
    subgraph SETTING ["⚙️ 依存関係の設定"]
        PARENT_DEF["親: 地域"]
        CHILD_DEF["子: 都道府県"]
        
        RULE1["関東 ➔ 東京, 千葉, 埼玉"]
        RULE2["関西 ➔ 大阪, 京都, 兵庫"]
        
        PARENT_DEF & CHILD_DEF --- RULE1 & RULE2
    end

    subgraph USER_UI ["ユーザーの入力画面"]
        INPUT_A["親で「関東」を選択"]
        RESULT_A["子の選択肢が変化<br>[ 東京, 千葉, 埼玉 ]"]
        
        INPUT_B["親で「関西」を選択"]
        RESULT_B["子の選択肢が変化<br>[ 大阪, 京都, 兵庫 ]"]
    end

    ADMIN --> SETTING
    SETTING -.-> USER_UI
    
    INPUT_A --> RESULT_A
    INPUT_B --> RESULT_B

    style SETTING fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style USER_UI fill:#fff3e0,stroke:#ef6c00,stroke-width:2px
    style RESULT_A fill:#ffffff,stroke:#333
    style RESULT_B fill:#ffffff,stroke:#333

2. 設定画面へのアクセス

  1. 画面右上の 歯車アイコン(設定) > CRM設定 をクリックします。
  2. 構成 > 定義リスト依存関係 をクリックします。

3. 設定手順

3.1. 新規依存関係の追加

  1. 画面右上の +定義リスト依存関係を追加 ボタンをクリックします。
  2. モジュール: 設定したいモジュールを選択します。(例:Leads)
  3. 依存元の項目 (親): 絞り込みの基準となるフィールドを選択します。(例:業種)
  4. 依存先の項目 (子): 選択肢を変化させたいフィールドを選択します。(例: 詳細業種)
    • ※両方とも「定義リスト」型のフィールドである必要があります。

3.2. 値のマッピング

画面に「親の値」と「子の値」のマトリクス表(または選択画面)が表示されます。

  1. 依存元の値 (親): 左側(または上部)にある親の値をクリックして選択します。(例:「製造業」)
  2. 依存先の値 (子): その親が選ばれた時に表示させたい子の値を全てクリックして青色(選択状態)にします。(例:「自動車」「食品」「精密機器」)
  3. 別の親の値(例:「IT・通信」)をクリックし、同様に対応する子の値(「ソフトウェア」「通信キャリア」)を選択します。
  4. すべての親の値に対して設定が終わったら、保存 をクリックします。