資産・納入商品 – 基本機能ガイド | VtigerCRM
基本機能

資産・納入商品

「売りっぱなし」にしない。納品後の製品を1台ずつ追跡。

シリアル番号、設置日、保証期限。
顧客の手元にある「実機」の状態を可視化し、きめ細やかなアフターサポートを実現します。

S/N: 2024-X01
Product (型番) Customer (所有者)

個体管理システム

カタログ情報から実機情報へ

Asset Tracking

「製品」と「資産」の違いとは?

カタログ上のスペック(製品)と、お客様の手元にある実機(資産)は別物です。
資産モジュールは、販売後の「製品ライフサイクル」を管理します。

個体識別

シリアル番号(S/N)や製造番号、ライセンスキーなど、世界に一つだけのIDで管理します。

所有者の特定

「どの顧客が」「いつから」その製品を使っているかを紐付け。設置場所や担当者も記録できます。

サポート連携

修理受付や問い合わせの際に、対象となる資産を指定することで、スムーズな対応が可能になります。

機能ハイライト

主な特徴

資産名
A社導入用サーバー #01
S/N: 2024-SV-8821
納品日 2024/04/01
ステータス 稼働中

製品の「戸籍」を作成

製品マスター(型番)をベースにしつつ、シリアル番号や製造番号といったユニークなIDを付与して管理します。 いつ製造され、いつ出荷されたかというトレーサビリティを確保します。

  • シリアルNo. / ライセンスキー管理
  • 出荷日・設置日の記録

顧客画面で所有資産を確認

顧客企業(Organization)の詳細画面に関連リストとして表示されるため、「このお客様はどの製品を使っているか」が一目瞭然です。 営業担当者が訪問前に導入済み機器をチェックし、リプレイス提案を行う際にも役立ちます。

所有リストの可視化
顧客ごとの導入済み資産一覧
株式会社A社
納入商品 (Assets)
Server X1 稼働
Router R2 稼働
Switch S5 廃棄
!

保証期限アラート

資産 SRV-001 の保証期限が
2024/12/31 に終了します。

ステータスと期限の管理

「使用中」「在庫切れ(貸出中)」「廃棄済み」などのステータスを管理できます。 また、保証期限やサポート終了日(EOS)を記録することで、更新提案のタイミングを逃しません。

資産ライフサイクル

1. 納品

製品を顧客へ納入。資産データを新規作成。

2. 登録

シリアル番号、設置日、保証期限を入力。

3. 運用

サポート対応履歴を資産に紐付けて記録。

4. 更新/廃棄

リプレイス提案や廃棄処理。ステータス更新。

活用事例(レシピ)

よくある運用シーンをご紹介します。

保守・修理対応

「PCが壊れた」という連絡に対し、資産リストを検索。シリアル番号から保証期間内かどうかを即座に判定し、無償/有償の案内をスムーズに行います。

効果: サポート対応の迅速化

ライセンス管理

ソフトウェアのライセンスキーや有効期限を資産として登録。期限切れが近づいた顧客をリストアップし、更新案内の営業活動に利用します。

効果: 更新漏れの防止

レンタル機器管理

貸出中の機器を「使用中」、返却されたら「在庫」へステータス変更。誰が何を持っているか、現在の稼働率を把握します。

効果: 資産の紛失防止

「製品(カタログ)」と「資産(実機)」の違い、そして顧客やサポートとの関係を図解しました。

graph TD
    PRODUCT(("📦 製品マスター<br>型番: SRV-1000"))

    subgraph INSTANCE ["個体化 (販売・納品)"]
        ASSET1["💻 資産 1<br>シリアル: SN-001<br>所有者: A社"]
        ASSET2["💻 資産 2<br>シリアル: SN-002<br>所有者: B社"]
    end

    subgraph OWNER ["所有者 (顧客企業)"]
        ORG_A("🏢 顧客 A社")
        ORG_B("🏢 顧客 B社")
    end
    
    subgraph SUPPORT ["サポート対応"]
        TICKET["🎫 チケット (修理依頼)<br>対象: SN-001"]
    end

    PRODUCT -- "コピーして作成" --> ASSET1
    PRODUCT -- "コピーして作成" --> ASSET2
    
    ASSET1 --- ORG_A
    ASSET2 --- ORG_B
    
    ORG_A -- "故障発生" --> TICKET
    TICKET -.->|紐付け確認| ASSET1

    style PRODUCT fill:#ffcc80,stroke:#ef6c00,stroke-width:4px,color:#000
    style ASSET1 fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style ASSET2 fill:#e3f2fd,stroke:#1565c0,stroke-width:2px
    style TICKET fill:#fff9c4,stroke:#fbc02d
    style OWNER fill:#f5f5f5,stroke:#666,color:#333

2. 画面へのアクセス

  1. VTigerのメインメニュー(三本線アイコン)をクリックします。
  2. サポート カテゴリ内の 資産・納入商品 をクリックします。

3. 操作手順

3.1. 新規作成 (資産を追加)

納品時などに手動で登録する手順です。

(※「Receive/Create Assets from PO」拡張機能を使えば自動化も可能です)

  1. 一覧画面右上の + 資産を追加 ボタンをクリックします。
  2. 以下の重要項目を入力します。
項目名説明
納入商品名 (必須)資産の管理名を入力します。(例:A社導入用サーバー #01)
製品名ベースとなる製品(Product)を選択します。
シリアル番号製品のシリアル番号や製造番号を入力します。
顧客名所有者となる顧客(顧客企業)を選択します。
販売日販売日(納品日)を入力します。
サービス開始日稼働開始日を入力します(保証期間の計算などに利用)。
ステータス現在の状態(サービス中, サービス停止など)を選択します。
  1. 保存 をクリックします。

3.2. 顧客画面からの確認

顧客(顧客企業)の詳細画面にある 納入商品 関連リストを見ると、その顧客が保有している製品の一覧(納入済みリスト)として確認できます。